待望の中古住宅を購入した場合、キッチンが使いにくいことが多々あります。
そのため、キッチンをリフォームすることで、中古住宅の居住環境をさらによくする人も少なくありません。
そこで気になるのが、中古住宅のキッチンのリフォーム費用です。
中古住宅の場合、キッチンだけではなくその周辺の劣化が見つかり、追加の補修作業が加わることもあります。
そのため、リフォーム費用の相場を事前に把握することが大切になります。
そこで、中古住宅のキッチンのリフォームの方法と、その費用の相場について紹介します。
中古住宅のリフォーム①:キッチン本体を入れ替える場合
一つ目のリフォームの方法が、キッチンそのものを最新式にするものです。
この場合、キッチン本体をどのくらいのレベルのものにするかで、相場が大きく変わってきます。
たとえば、キッチンを構成している設備機材などです。
設備機材が高価であればあるほど、リフォーム費用は上がります。
また、調理器具などの設備が最新式だったり、高級感があるデザインを採用していたりすると、相場より高くなる傾向があります。
そこで、キッチン本体を入れ替える場合は、カタログを複数取り寄せてチェックしてみる事が大切です。
同じような仕様でも、カタログにより購入費用に開きがあることが少なくないからです。
差額の理由をリフォーム業者に確認しながら、自分のこだわりと予算のバランスをとって判断することよいでしょう。
中古住宅のリフォーム②:キッチンのレイアウトを変える場合
キッチンを交換するのではなく、レイアウトを変えるリフォームもあります。
「レイアウト変えるだけ」と聞くと、簡単そうに思えますが、これが意外と骨が折れる作業です。
中古住宅の場合、キッチンの配置を変えると、傷んだ床が露出することが多くあります。
また、キッチンが置かれていた壁部分がひどく変色してしまったりすることも多くあります。
そのため、全面的に床を張り替える、部分的に壁を補修するなどの工程が追加されることが多くあります。
床を張り替える面積が広ければ広いほど、かかる費用が相場より高くなることを念頭におくとよいでしょう。
加えて、キッチンの配置を変えることで、配管や配線をやり直す必要性が出てくることもあります。
給排水管、ガス管、排気ダクト、電気の配線などを新しく付け加えたり、延長したりすると、その分の費用が上乗せされます。
もちろん、事前に見積もりを出して相場を調べることはできますが、中古住宅であることを前提に、追加費用が出ることを想定してリフォームを進めることをおすすめします。
まとめ
キッチンを変えるだけで、中古住宅の雰囲気が一気に変わり、新築のような気分を味わえることも少なくありません。
とはいえ中古住宅の場合、リフォームの過程で追加費用が発生する可能性もあります。
そのため、キッチンの状態をしっかり確認し、カタログやリフォーム代の相場を見定めながら、予算をオーバーしないようリフォーム計画を立てていくことが大切かもしれませんね。
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