空き家を所有しているみなさま。
もしかしたら、その家はご自身が育った場所だったり、ご両親が暮らした場所だったりして、「思い出が詰まっていてなかなか売れない!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、住宅は放置をすると様々なトラブルに繋がるので、早めに売却した方がおすすめです。
今回は空き家を放置することのデメリットをご紹介します。
空き家の放置は住宅の劣化に繋がる
空き家は管理が難しく、定期的にメンテナンスをすることがないので、老朽化が進み、解体して建て替えないと住めなくなる可能性があります。
また、土地はいつまでも所有できるわけではなく、場合によっては市町村によって退去勧告を受ける可能性があります。
退去勧告を無視し続けると、強制解体されることもあります。
いずれにせよ、解体する際はその費用を所有者が支払う必要があります。
また、空き家の放置は衛生面の問題や、不審火の発生、雑草や害虫が隣人宅に侵入する、不審者が住み着くなどの近隣トラブルに繋がる可能性があります。
近隣の住宅に迷惑・被害を被ってしまった場合は、賠償金を支払わなければいけないこともあります。
これらの費用を抑えるためにも早めの売却がおすすめです。
空き家の放置は資産価値の低下に繋がる
土地は住む人の多い地域の方が、資産価値が高くなります。
土地の過疎化が進んでいる場合、住みたい人よりも物件の数の方が多くなるため、土地の価値はどんどん下がっていきます。
所有している土地の過疎化が進んでいる場合は、早めに売却をしないと価格を下げないとなかなか売れなくなります。
また、放置により老朽化した住宅は、固定資産税が通常より上がる可能性があります。
以前は住居を解体せず保管しておくことは、「固定資産税・都市計画税の減額」という特例を受けられるメリットがありました。
しかし、2014年からこの特例はきちんと管理されている住居でないと適用されなくなったため、老朽化した住宅は知らないうちに固定資産税が増額されている恐れがあります。
家がボロボロになってからでは遅いので、なるべく綺麗で、需要がある内に売却することが結果的に節税対策にも繋がります。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は空き家を放置するデメリットをご紹介しました。
空き家の放置は資産価値をどんどん下げてしまい、今まで以上に経費がかかってしまう可能性が高くなります。
現在空き家を所有している場合は、近隣トラブルを避けるためにも、まずは定期的に換気・清掃を行い管理するようにしましょう。
そして、様々な問題が起こる前に、早めの売却を検討しましょう。
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